こんにちは。
今日は国語の勉強法についてお話しします。
生徒さんから
『国語はセンスだ』
『どうやって勉強したらよいかが分からない』
という声をよく耳にします。
また、
『数学の方程式などこれから生きていくうえで役に立たない』
などと言う生徒さんもおります。
もちろん方程式も大事ですがこれから生きていく上で『母国語』である『国語』は必ず役立ちますよね!
国語が苦手な生徒さんに質問です、
『本当に国語を正しく勉強していますか?』
『フィーリングで解答していませんか?』
いま直近で大切なのは定期テストかも知れませんが、まず中期的な目標である高校入試の埼玉県公立高校の配点を見てみましょう。
<埼玉県公立高校入試配点例>
現代文 52点(論説文と小説 が基本)
漢字・熟語・慣用句 24点
古文・漢文 12点(漢文は単独では出題されません)
意見作文 12点(225字以内)
合計 100点
基本的に現代文の読解力と意見作文に重点が置かれています。
国語は直感やフィーリングではありません。
また高校入試レベルでは行間を読むなど必要ありません。
例えば論説文では
①作者の言いたいこと
②その理由
③具体例
を文中に書かれている言葉でとらえればOKです。
答えは必ず文章中、しかもほとんどが設問の付近に書かれています。
答えが何個も見つかるような問題は出しません。
なぜなら採点ができないです!
そこで私がおすすめする中・長期的な勉強法は
<現代文の読解力をつける>
教科書の音読と要約
音読2回⇒授業⇒音読2回⇒段落見出し(10字から15字)
⇒要約または感想文(200字~225字)⇒音読2回
黙読はダメです!
また読む際の注意点は段落と接続詞、繰り返し、擬音などに注意してください。
読書
色々な分野を月に最低5冊程度読む
名作(芥川龍之介『蜘蛛の糸』、川端康成『雪国』、森鴎外『最後の一句』など)
歴史小説(司馬遼太郎『竜馬が行く』、池波正太郎『真田太平記』)
話題作(過去5年間の直木賞、芥川賞受賞作 西加奈子『サラバ!』小野正嗣『九年前の祈り』)
<意見作文>
上記教科書の要約
*埼玉県の公立高校入試の作文は225字以内の文を8分~9分で書く力を見ます。
<古文・漢文>
配点が低くやさしい問題が多いので学校の授業、ワークで十分。
もし可能なら平家物語、源氏物語、枕草子、土佐日記、孔子、孟子程度は軽く抑える。
*作者とおおよそのあらすじ、時代背景程度
<漢字・文法>
学校の授業、ワークで十分。
読書量が増えると漢字についても得点がアップする。
以上ですが、即効性があるかどうか? 個人差もありますが必ず点数はアップします。
また読解力がつくと数学の文章問題、理科の実験問題、社会のグラフの読み取りなど他の科目も点数がアップしますので大変お得です。
理科や社会は中3生からでも得点はアップしますが、国語は早い時期から取り組んでください。
以上少しでも参考になればと思います。
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