こんにちは。
今日は受験生がこの夏休みにやって欲しい学習についての最終回です。
これは埼玉県の中学生向けですが参考にして下さい。
この中編では学力検査問題を受験する偏差値45未満の生徒さん向けです。
あなたが偏差値40だったとします。
埼玉県では偏差値が45未満だと私立高の確約(自己推薦)がとれません。
あとは、競争率が1倍以下の公立高校を受験することになります。
12月の北辰テストまでに偏差値46まで上げるのが目標になります。
このレベルの生徒さんの場合は、まずは学習習慣をつけましょう。
もう時間も無いので、夏休みはとにかく長時間の学習になれましょう。
最低でも5時間以上、出来れば10時間勉強しましょう。
まずは知識不足は否めませんので、暗記中心の学習になります。
英語
偏差値40のあなたは、1、2年の教科書に出ている英単語をすべて読めて訳せるようにしましょう。それには教科書の音読が効果的です。また、文法は1年の1学期の単元、be動詞、一般動詞、その否定文と疑問文、人称代名詞、疑問詞、3単現のs、を復習をしましょう。ここさえ出来れば2学期の土台が出来ます。
数学
あなたは大問1でいかに得点するかを考えましょう。北辰テストや入試の過去問の大問1を重点的に練習します。大問1で満点が取れれば数学は平均点が取れます。
国語
国語は漢字と条件作文を集中して練習しましょう。国語が偏差値50以上ある生徒さんは北辰テストの過去問をやるのも良いでしょう。
社会
社会は勝負どころです。1年の内容から教科書をまとめましょう。細かいことにはこだわらず、教科書の太字のみに絞ると良いです。また、教科書の音読も積極的にしましょう。
理科
理科は知識問題で勝負しましょう。特に生物は平均点も高いので、ここは頑張り所です。また、入試問題の大問1は8題×3点の小問集合になります。ここは基本的な用語や知識問題が満遍なく出ますので、北辰テストの過去問や入試の過去問で何回も練習、確認しましょう。
埼玉県は公立150校、私立50校があります。しかし偏差値40のあなたに選択肢は少ないです。まずは偏差値を上げて自分の選択肢を広げてください。毎年、ここから50まで上げてくる生徒さんがいます。しかし、時間はあまりありません。集中して長時間勉強しましょう。